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中国の銀行が空っぽ 金融危機に突入か

2013年06月25日

【新唐人2013年6月25日付ニュース】6月に入ってから、中国の金融業界が前例のない資金不足に陥っています。各大手銀行の流動資金に深刻な不足が生じ、上海銀行間取引金利の翌日物は20日、13.44%と過去最高に跳ね上がりました。しかし、銀行の資金不足は依然として解消されていません。国内外の多くの専門家は、中国の金融危機がすでに始まったと断言しています。

 

6月に入ってから、中国の大手銀行は資金不足に陥り、銀行間融資の短期金利は、最高で30%にまで暴騰。しかし、これでも一部銀行は資金不足が解消されず、違約せざるをえなくなっています。では、中国の銀行になぜ資金不足が起きているのでしょうか。お金はどこに消えたのでしょうか。

 

北京「天則経済研究所」馮興元副所長

「今銀行のお金の多くが所謂『影の銀行』に行っています。『影の銀行』の金はどこに行ったのでしょうか? 巨額の地方政府の債務と関係あります。中国の地方政府、特には投資プラットフォーム会社の債務は巨額です。企業の効率が大幅に下降し、沿海地区の製造業は危機に陥っています。企業の収益がよくなく、資金チェーンが不足し、返って多くの資金が必要になります。もう一部分は大量資金の海外流出です」

 

中国審計署が10日に発表したデータによると、2012年末の時点で中国の地方債務は13.87兆元に達しています。専門家は、中国当局は地方官僚の政治業績をGDPと関連づけているため、地方官僚は水増し報告をし、政府ビル建設などの公共事業を大量に行い、多くの地方債務を作り出していると指摘しています。

 

北京「天則経済研究所」馮興元副所長

「今リスクは徐々に現れ、益々大きくなっています。返済ピーク期が到来したからです。地方政府が違約した場合、まず損をするのは施工会社で、代金を回収できなくなります。銀行も被害を受けます。リスクが大きく、不良債権になる可能性があります。東莞の二つの鎮では年間財政収入が4〜5億元なのに、負債額は10数億元、返済は不可能です」

 

北京「天則経済研究所」の馮興元副所長は、中国当局はリスクを公にし、リスクを解消する努力をするのではなく、透明度を下げる事で安定維持を図ろうとしていると指摘します。人間に例えると、がん患者が自分の病気を隠し通した結果、他の人に知られたときはすでに手遅れになっている状況に似ていると示します。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/24/atext919462.html   (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

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